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FXの勝ち方は「手法」より資金管理|ロット計算と損切りの型

chatbakenshi0224
悩んでいる人
FXの勉強はしてるのに、なぜか毎回“最後に崩れる”人
「手法を変えても勝てない…。
たぶん原因はロットとか損切りだと思うけど、何から直せばいい?
できれば、初心者でもブレない資金管理の型(テンプレ)が欲しい。」
こういった疑問に答えます。

※この記事は一般的な情報提供であり、特定の売買を推奨するものではありません。投資は元本割れのリスクがあり、最終判断はご自身でお願いします。

本記事のテーマ
FXの勝ち方は「手法」より資金管理|ロット計算と損切りの型 結論:FXは「当てる力」より、負け方を固定して、退場しない設計が先です。ロットと損切りを数字で決めれば、同じ手法でも成績が安定しやすくなります。
この記事でわかること(STEP)
  • STEP1:なぜ「手法」より資金管理が勝ち方の本体なのか
  • STEP2:1回の損失上限を先に決める(0.5〜1%ルール)
  • STEP3:損切り(逆指値)の型:置けないなら入らない
  • STEP4:ロット計算テンプレ:許容損失÷損切り幅で決める
  • STEP5:ブレない運用ルール:日次上限・連敗・記録の3点
先に結論だけ(ここを固定すれば負け方が変わる)
  • 1回の損失上限=資金の0.5〜1%(初心者は1%でも十分)
  • エントリー前に損切り(逆指値)を置く(置けないなら見送り)
  • ロットは計算で固定(気分で増減しない)
  • 負けた日に取り返さない(ルール破りが退場の最短ルート)

「勝てる手法」を探すより、まず“負け方の上限”を固定する。これが一番効きます。

STEP1:なぜ「手法」より資金管理が勝ち方の本体なのか

FXで詰む原因は、だいたい“1回の崩れ”

FXで苦しくなるのは、連敗そのものより、負けた後にロットが増える/損切りが遅れることで一気に形が崩れるパターンです。

  • 負け → 取り返したくなる → ロットを上げる
  • 損切りを伸ばす → さらに負ける → 連打
  • 資金が削れる → 冷静さが消える → 終わる

つまり、勝ち方の土台は「当てる」より、崩れない仕組みです。

資金管理は“メンタル対策”でもある

数字が決まっていると、迷いが減ります。

  • 「ここまで負けたら終わり」が決まる → 連打しにくい
  • ロットが固定 → 勝っても負けてもテンションが暴れにくい
  • 損切りを置く → “祈り”が減って判断が戻る

STEP2:1回の損失上限を先に決める(0.5〜1%ルール)

まず決めるのは「勝ち」じゃなく「負けの上限」

資金管理のスタートはここです。

項目目安
1回の損失上限資金の0.5〜1%(初心者は1%でもOK)
1日の損失上限資金の2〜3%(超えたら強制終了)
連敗ストップ2連敗でその日は終了(熱くなる前に止める)

この3つを決めるだけで、退場系の事故はかなり減ります。

例:資金10万円なら(初心者向けの安全設計)
  • 1回の損失上限:1,000円(1%)
  • 1日の損失上限:2,000〜3,000円(2〜3%)
  • 2連敗したら:その日は終わり

「今日は勝てそう」でも止める。これが長く残る人の共通点です。

STEP3:損切り(逆指値)の型:置けないなら入らない

損切りは“置ける場所”を先に決める

損切りは「負け確」じゃなく、負けを小さく固定して、次に進むための装置です。

  • エントリー → その場の感情で損切りをズラす(危険)
  • エントリー前に損切りを決める → 置けないなら見送る(安全)
初心者の損切り「よくある崩れ方」3つ
  • ① 逆指値を入れない:戻る気がして放置 → 伸びた損失に耐えられなくなる
  • ② 逆指値をズラす:あと少し…で延命 → いつの間にか致命傷
  • ③ その場で成行損切り:怖くなって投げる → 直後に戻る → メンタル崩壊

損切りが“型”になれば、負けても行動が荒れにくくなります。

損切りの型(迷ったらこれ)

エントリー前に「損切り幅(pips)」を決める → 逆指値を入れる → その損切りに合うロットだけで入る。
順番を逆にしない(ロットを決めてから損切りを考えると崩れやすい)。

STEP4:ロット計算テンプレ:許容損失÷損切り幅で決める

結局これ:許容損失 ÷ 損切り幅(pips)= 1pipsあたり許容額

ロットは「自信」じゃなく、計算で決めます。

  • 許容損失:資金×1%(例:10万円なら1,000円)
  • 損切り幅:置く損切りのpips(例:20pips)
  • 1pips許容額:1,000円 ÷ 20pips = 50円/pips

あとは「その通貨ペア・その口座で、1pipsがいくらか」を見て、50円/pips以下になるロットに合わせるだけです(業者や通貨ペアで変わります)。

テンプレ
項目入れる値
資金(例)100,000円
1回の損失上限資金×1%(例)1,000円
損切り幅(例)20pips
1pips許容額1,000円÷20pips=50円/pips
ロット「1pipsの価値」が50円/pips以下になるロットに調整

ここまで決めてからエントリーすると、ロットが暴れにくくなります。

よくある勘違い:「少額だからロット大きくしてOK」

安全かどうかは入金額じゃなく、1回の損失が資金の何%になるかで決まります。

  • 入金が少ない → ロットを上げる → 1回の負けが重くなる → ブレる
  • 入金が少ない → ロットを下げる → 1回の負けが軽い → 続けられる

勝てるようになるのはその後。最初は「残る」が最優先です。

STEP5:ブレない運用ルール:日次上限・連敗・記録の3点

運用ルール①:日次上限で“熱”を止める
  • 1日の損失上限を超えたら強制終了(勝てそうでも終わる)
  • 2連敗で終了(その日は判断が荒れやすい)
  • 回数上限(例:1日2回まで)を入れると、雑トレードが減る
運用ルール②:増やす条件は「勝ったから」じゃない

ロットを上げる条件は、勝ち負けよりこれです。

  • ルール違反がゼロに近い状態が一定期間続いた
  • 損切りを毎回置けている
  • 日次上限で止められている

勝ったから増やす → だいたい次で崩れます。増やすのは“安定してから”。

運用ルール③:記録は“手法”より効く

最低限これだけでOKです。

  • エントリー理由(ひとこと)
  • 損切り幅(pips)とロット
  • ルール違反があったか(ここが最重要)

記録が溜まると、「勝てない理由」が手法ではなく“行動”として見えます。

まとめ:勝ち方は「当てる」より“負け方の上限”を固定する
  • 資金管理が本体:崩れる原因は1回の暴走
  • 最初に決める:1回の損失0.5〜1%日次上限
  • 損切りの型:置けないなら入らない
  • ロットは計算:許容損失÷損切り幅で決める

今日やることは1つでOK。
「資金×1%」を“1回の損失上限”として固定して、損切り幅に合うロットだけで入る。これだけで、負け方が一気に整います。

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よくある質問(FAQ)

Q. 資金の1%ルールって、なぜ効くんですか?

A. 1回の負けが軽くなるほど、ロット増やし・損切り遅れ・連打が起きにくくなるからです。勝率よりも「崩れない」が先で、まずは負け方の上限を固定します。

Q. 損切り(逆指値)を置くのが怖いです…

A. 逆指値は「負けを確定するため」ではなく、最悪の負けを小さく固定して次へ進むための装置です。置けないなら、そのトレードは見送るのが安全です。

Q. ロットはどれくらいが適正ですか?

A. 「資金×(許容損失%)」と「損切り幅(pips)」で決まります。許容損失÷損切り幅=1pips許容額を出し、口座の「このロットだと1pipsいくら」を見て合わせてください。

Q. 勝ったらロットを増やしてもいい?

A. 基本はおすすめしません。増やす条件は勝ち負けより「ルール違反ゼロが続いたか」。損切りを毎回置けていて、日次上限で止められているなら、段階的に検討するのが安全です。

Q. 連敗したとき、どう立て直せばいいですか?

A. 2連敗でその日は終了、が一番シンプルです。連敗時は「取り返したい」が強くなり、ロット・損切りが崩れやすいので、休むこと自体がリスク管理になります。

Q. 手法探しは無駄ですか?

A. 無駄ではありませんが順番が逆です。資金管理が整っていない状態で手法を変えても、同じ“崩れ方”を繰り返しやすいです。先に負け方を固定してから、手法の精度を上げるのが近道です。

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YAMADA
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保有資格:FP2級/日商簿記2級/証券外務員/貸金業務取扱主任者
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