不動産投資ローンが通る人・落ちる人|年収・勤続・自己資金の現実ラインと審査対策

不動産投資って、結局いちばん最初にぶつかるのが「ローン通るの?」問題。
ここで詰まる人が多いのは、年収だけ見て安心したり、逆に年収だけで諦めたりするから。
実際は、銀行の審査はもっと“現実的”で、見るポイントがわりと決まってる。

・年収や勤続年数って、どれくらい必要?
・自己資金が少ないと即アウト?
・「事前審査で落ちた…」何が原因?
・通すために、今から何を整えればいい?
※数字はあくまで目安。銀行・物件・あなたの信用状況で変わります(だからこそ“見られ方”を押さえるのが強い)。
- STEP1:銀行が見ている「4つの評価軸」を先に理解する
- STEP2:年収・勤続・自己資金の“現実ライン”の考え方
- STEP3:通らない人の共通点(信用情報/借入/書類の穴)
- STEP4:事前審査の通し方(準備物・順番・話し方)
- STEP5:審査がラクになる物件条件(数字で見抜く)
- 通る人=属性が平均以上+物件の収支が堅い+自己資金で“安心”を作れる
- 落ちる人=借入が多い/信用情報に傷/収支の説明が雑/物件が弱い
- 年収は大事だけど、「返せる」より「返しても余る」形を作れるかが鍵
- 最短ルートは、事前審査→条件調整→本審査で“勝ちパターン”に寄せること
この記事どおりに整えると、無駄に突っ込んで落ちる確率が下がります。
STEP1:銀行が見ている「4つの評価軸」を理解する
不動産投資ローンは、住宅ローンよりも「物件側の数字」をガッツリ見られます。
- 属性:年収・勤続・雇用形態・勤務先・家族構成・金融資産など
- 信用情報:クレカ/消費者ローン/携帯分割の遅れ・リボ・多重申込み
- 物件:立地・築年・賃貸需要・担保評価・空室リスク
- 自己資金:頭金だけでなく諸費用・修繕・空室の“余力”まで
年収が高くても、物件が弱いと落ちる。逆に年収が平均でも、物件と整え方で通るケースはあります。
銀行は「返済できるか」より、返済しても生活が崩れないかを見ます。
- 毎月の返済が重い(他の借入が多い)
- 物件収支が薄い(空室や修繕で即マイナス)
- 売却も難しい(出口が弱い=担保が弱い)
つまり「安全に回る形」に見えるほど通りやすい。
STEP2:年収・勤続・自己資金の“現実ライン”を知る
検索だと「年収○○万から」みたいな話が多いけど、現実はこう。
- 年収500〜700万あたりから「話が進みやすい」ことが多い(ただし他借入次第)
- 年収300〜500万でも、自己資金・物件収支・担保が強いと通る余地あり
- 重要なのは返済比率(既存借入も含めて、無理がないか)
ポイント:年収が低めなら「物件を堅くする」か「自己資金で余力を作る」方向で勝てます。
勤続は長いほど有利。とはいえ、職種や雇用形態で評価が変わります。
- 勤続1〜3年:最低限クリアになりやすいゾーン(銀行により差)
- 転職直後:年収が上がってても「継続性」が弱い扱いになりやすい
- 自営業/法人:決算書や納税状況が“強い証拠”になる
「勤続が浅い」なら、物件と自己資金で補強するのが現実的。
ここを勘違いすると、審査は通っても運用で詰みます。
- 最低でも諸費用分(物件価格の目安5〜10%)は用意したい
- 可能なら、当面の修繕・空室に耐える現金も確保
- 「フルローン狙い」でも、手元資金が薄い人は落ちやすい
自己資金が少ないなら「買う物件」と「借り方」を寄せないと危険。
STEP3:ローンが通らない人の共通点(ここで落ちる)
年収や勤続がそこそこでも、ここで落ちます。
- リボ残高・消費者ローンがある(少額でも印象が悪い)
- 携帯分割/クレカの遅れがある(過去の延滞は強烈)
- カーローン/カードローンで返済比率が高い
事前審査は「テスト」じゃなく、ほぼ“本番の入口”。多重申込み・情報のブレ・書類の穴があると、雑に落ちて終わります。
STEP4:通すための事前審査のやり方(準備→順番→話し方)
この3つを整えてから出すだけで、無駄落ちが減ります。
- ① 借入の棚卸し:カードローン/リボ/不要クレカは整理(返済比率を下げる)
- ② 書類の整合性:源泉徴収票・確定申告・住民税・預金残高が“話と一致”してるか
- ③ 投資計画:購入理由/運用方針/空室時の対応が説明できるか
銀行が安心するのは「数字+説明がつながってる人」。ここが強い。
- 本人確認書類(免許証など)
- 源泉徴収票(給与所得者)/確定申告書・決算書(自営業/法人)
- 住民税決定通知書(所得の裏取り)
- 預金通帳の写し・残高証明(自己資金の裏取り)
- 既存借入の明細(カーローン等)
- 物件資料(レントロール、収支、評価資料など)
書類で“矛盾”が出ると一発で冷めるので、提出前に数字を合わせる。
STEP5:審査がラクになる物件条件(数字で見抜く)
個人属性だけで勝負しない。物件を“通りやすい形”に寄せる。
- 需要が読みやすい立地(空室が長引きにくい)
- 家賃下落が緩い条件(築年・周辺供給・競合)
- 収支が薄すぎない(管理費/修繕/金利上振れでも耐える)
「利回りが高い」だけの物件は、担保・需要・出口で嫌われがち。
| 項目 | 銀行が見ること | 強い状態 | 危険サイン |
|---|---|---|---|
| 返済比率 | 既存借入込みで無理がないか | 余力が残る | 借入多い/返済が重い |
| 信用情報 | 延滞・リボ・多重申込み | 傷なし | 延滞歴/リボ残高 |
| 物件力 | 担保・需要・出口・収支 | 堅い収支 | 需要弱い/収支薄い |
ここが弱いなら「物件を変える」「借入を整理する」「自己資金で補強する」が現実解。
- 審査は「属性×信用×物件×自己資金」の掛け算
- 年収は目安。大事なのは返済余力と説明の整合性
- 落ちる原因は、だいたい借入か信用情報か物件の弱さ
- 事前審査は勢いで出さない。整えてから出すのが最短
次は「利回りの見抜き方」や「管理会社の選び方」もセットで押さえると、失敗率が下がります。
利回り・節税・管理会社・ローン…全体像を最短で掴む。
迷ったらここ。伸びてる記事から順に読むと理解が早い。
よくある質問(FAQ)
A. 目安はありますが「年収単体」より、既存借入込みの返済比率と、物件収支の厚みで決まります。年収が平均でも、借入整理+堅い物件+自己資金で通るケースはあります。
A. 短いほど不利になりやすいですが、物件条件と自己資金で補強できます。転職直後など“継続性”が疑われる場合は、事前審査の出し方と説明の整合性が重要です。
A. 落ちる確率は上がります。銀行は「諸費用+空室/修繕の余力」まで見ます。自己資金が薄いなら、物件を堅くする・借入を整理する・条件調整で“安心”を作るのが現実解です。
A. 多いのは「借入が多い」「信用情報(リボ/延滞など)」「書類の矛盾」「物件が弱い」です。勢いで複数に出すと不利になりやすいので、整えてから出すのが最短です。
A. 借入の棚卸し→必要書類の整合性チェック→投資計画の説明を用意→事前審査→条件調整→本審査、の順です。まず“落ちる原因”を消してから動くのが強いです。






