『借金を払わなくていい』はいつ成立?ゼロになるケース/ならないケースを1枚で整理
「YouTube広告で“借金が減額”“払わなくて済む”って出てくるけど、あれって本当?」
結論から言うと、借金が“ゼロ”になるのは限られた条件を満たしたときだけです。
この記事では、よくある勘違いを潰しつつ、ゼロになるケース/ならないケースを1枚で理解できるように整理します。
結論:「借金を払わなくていい」が成立しやすいのは主に①消滅時効(+援用)か②自己破産の免責。
一方、任意整理・個人再生は“減る”が“ゼロ”とは限らない。さらに税金など免責されない債権もあります。
まずはここから:借金がゼロになる「2つの王道」
借金は、一定期間返済も連絡もなく、かつ途中で裁判・支払い・分割合意などが無い場合、消滅時効が成立する可能性があります。
- ポイント:時効は「時間が経ったら自動で消える」じゃない
- 必要:時効を主張する手続き(時効の援用)が基本
- 注意:途中で1円でも払った/分割に合意した/裁判を起こされた等で状況が変わることがある
このパターンは「借金が払わなくていい?」検索の鉄板。でも、自己判断で放置すると逆に危ないので、状況整理が先です。
自己破産は、裁判所の手続きで破産を進め、最終的に免責許可が出ると、原則として借金の支払い義務が免除されます。
- よくある検索:自己破産 するとどうなる/自己破産 デメリット/自己破産 クレジットカード
- 注意:必ず免責されるわけではなく、免責不許可が問題になることもある
- 注意:税金・罰金・養育費など免責されない債権がある
1枚で理解:ゼロ/減る/残るを最短整理(任意整理・個人再生・自己破産)
結論だけ先に:「ゼロ」を狙うなら時効(援用)か自己破産(免責)。
任意整理・個人再生は“返しやすくする/減らす”が中心。
| 手段 | 借金はゼロ? | 何が変わる? | 向いてる人 |
|---|---|---|---|
| 任意整理 | 基本はゼロにならない (将来利息カット等) | 返済額を現実に寄せる/利息負担を減らす | 収入はあるが利息が重い/返済計画を作り直したい |
| 個人再生 | 原則減額 (ゼロではない) | 借金を圧縮して分割返済(家を残す選択肢になることも) | 借金が大きいが返済は継続可能/家を守りたい |
| 自己破産 | 免責が出れば原則ゼロ (ただし例外あり) | 支払い義務が免除/資産整理のルールあり | 返済が現実的に無理/生活立て直し優先 |
| 消滅時効(援用) | 成立すれば請求できなくなる (要件チェック必須) | 時効完成+援用で支払いを拒める可能性 | 長期間返してない/請求も途切れている可能性がある |
「払わなくていい」が成立しない/ゼロにならない代表例
- 任意整理:将来利息を減らす・返済計画を作るのが中心(元本が残りやすい)
- 個人再生:大きく減ることはあるが、基本は一定額の返済が残る
- よくある検索:任意整理 ブラックリスト 何年/任意整理 いくらから/個人再生 お金がない
「減額=ゼロ」ではないのが最大の落とし穴です。
自己破産で免責が出ても、全部がゼロになるとは限りません。
- 税金・社会保険料など
- 罰金・科料
- 養育費・一部の損害賠償など
ここを知らずに突っ込むと、「思ってたのと違う…」になります。
自己破産には、事情によって免責不許可が問題になるケースがあります(典型例:ギャンブル等の浪費、財産隠し、虚偽申告など)。
- よくある検索:免責 不許可/自己破産 できない/自己破産 免責不許可
- 対策:「何がアウトになりやすいか」を先に把握して、説明できる材料を揃える
よくある不安:クレカ・車・期間・費用はどうなる?
- クレジットカード:債務整理後は一定期間作りにくい(いわゆるブラックリストの不安)
- 車:ローン状況や資産扱いで扱いが変わる(「自己破産 車」で検索が多い)
- 期間:手続きごとに差が大きい(「自己破産 期間」「任意整理 期間」系の需要)
- 費用:依頼先・内容で差が大きい(「自己破産 費用」「弁護士費用 相場」系)
YouTubeの「借金減額」「払わなくていい」広告は本当?見分ける3チェック
「誰でも必ず借金ゼロ」「絶対払わなくていい」みたいな断定は、現実とズレやすいです。
借金がゼロになるのは、時効の要件や免責の可否など条件しだい。
広告の正体は、任意整理・個人再生・自己破産などの債務整理の相談窓口であることが多いです。
つまり「減額診断=あなたに合う手続きがあるか確認」くらいに捉えるのが安全。
- 運営会社・所在地・連絡先が明確か
- 弁護士/司法書士が実際に関与する導線になっているか
- 個人情報の入力項目が過剰じゃないか(いきなり勤務先など)
まとめ:「払わなくていい」は“ゼロの条件”を先に押さえれば失敗しない
- 借金ゼロは主に「消滅時効(+援用)」か「自己破産の免責」
- 任意整理・個人再生は“返しやすくする/減らす”が中心
- 免責不許可や免責されない債権があるので、断定広告は鵜呑みにしない
- 借金減額広告は本当?「国が認めた」の正体と注意点
- 借金減額=債務整理だった:任意整理・個人再生・自己破産の違い
- 自己破産するとどうなる?デメリットと“やってはいけないこと”
よくある質問(FAQ)
A. あります。ただし多くは「消滅時効(援用が必要)」または「自己破産の免責」など、条件を満たしたときに限られます。広告の「誰でもゼロ」は鵜呑みにしないのが安全です。
A. 基本はゼロではなく「減らす/返しやすくする」手続きです。任意整理は利息負担の軽減、個人再生は大幅な減額が狙える一方で一定額の返済が残るのが一般的です。
A. あります。浪費やギャンブル、財産隠し、虚偽申告などが問題になるケースがあります。状況整理と、説明できる材料を揃えるのが大事です。
A. 一定期間、カード作成やローン審査が通りにくくなります(いわゆるブラックリストの不安)。ただし期間や影響は状況により差があるので、手続き前に把握しておくと安心です。
A. 税金・社会保険料、罰金、養育費などは免責されない(残る)ことがあります。「全部ゼロ」を前提にしないのが重要です。






