金ETFと純金積立どっちが得?コスト・税金・売りやすさで結論(初心者向け)


「金ETFと純金積立って、結局どっちが得?」
「手数料が分かりにくいし、税金も違うって聞いて不安…」
「買ったあと“売りやすい”のはどっち?」
※本記事は一般的な整理です。税務は個別事情で変わるので、最終判断は税理士/税務署等で確認してください。
- STEP1:まず結論:あなたに合うのはETF?純金積立?
- STEP2:コストの正体:見落としがちな“実質コスト”の比較
- STEP3:税金の違い:ETFは申告分離、純金積立は譲渡所得が基本
- STEP4:売りやすさ・メンタル:続くのはどっち?
- STEP5:最短の始め方:口座→商品選び→ルール化まで
- “ラクさ最優先”なら:金ETF(相場に合わせて売買できる/損益と税金が分かりやすい)
- “積立で自動化”なら:純金積立(毎月の自動購入で習慣化しやすい)
- 税金の扱いが違う:ETFは株式等と同じ扱いが基本、純金積立は譲渡所得(一般資産)で考えるのが基本
- コストは“見える手数料”だけじゃない:ETFは信託報酬+売買コスト、純金積立はスプレッド(買値/売値差)+手数料の見落としが多い
この記事を読み終えるころには「自分はどっちで始めるべきか」が決まります。
STEP1:あなたに合うのはどっち?(3秒診断)
初心者がつまずくのは、だいたいここです。
- 純金積立は「手数料の種類が多い」「買値/売値差(スプレッド)が実質コストになる」
- 税金も、ETFと純金積立で“考え方”が変わる
- 「いつ売る?」が曖昧だと、結局続かない
なので最初の1本は、仕組みがシンプルなETFで“金に触れる”→慣れたら積立に寄せるが、いちばんスムーズです。
- 金ETF向き:売買が分かりやすい/NISAや特定口座で管理したい/いざという時すぐ売りたい
- 純金積立向き:毎月自動でコツコツ買いたい/「現物寄り」の安心感がほしい/価格を見る回数を減らしたい
- どっちも迷う:まずETFで少額→「積立が合う」と思ったら純金積立に移行
※“現物を持ちたい”は、純金積立でも最終的に地金化できるサービスがあります(ただし手数料・条件は必ず確認)。
STEP2:コスト比較(ここで勝負が決まる)
“得かどうか”を決めるのは、金そのものの値動きだけじゃなく、コストの積み上がりです。
- 金ETF:信託報酬(保有コスト)+売買手数料(証券会社)+スプレッド(売値/買値差)
- 純金積立:積立手数料(または無料でも)+スプレッド(実質ここが大きい)+引き出し/地金化コスト(必要なら)
コツ:比較するときは「月の手数料」じゃなく、年単位で“総額”を見ると判断がブレません。
金ETFを選ぶときは、まずこの3つ。
- 信託報酬:長期ほど効く(少しの差でも積み上がる)
- 出来高/売買のしやすさ:売りたい時に売れないは最悪
- 価格の連動性:「金価格にどれだけ素直に連動するか」を確認
※証券会社の売買手数料は、条件次第で無料化できることもあるので“口座選び”も効きます。
STEP3:税金の違い(ここが一番ややこしい)
金ETFの利益(売却益など)は、基本的に株式等と同じ枠で扱われ、税率は約20.315%が目安になります。 [oai_citation:0‡国税庁](https://www.nta.go.jp/publication/pamph/koho/kurashi/html/04_5.htm?utm_source=chatgpt.com)
また、特定口座(源泉徴収あり)を使うと、手続きがラクになります(状況により申告が必要なケースもあるので注意)。 [oai_citation:1‡松井証券](https://www.matsui.co.jp/stock/study/etf/qa/qa_04.html?utm_source=chatgpt.com)
- ラクにしたい人:特定口座(源泉徴収あり)
- 節税設計したい人:損益通算や控除との関係まで見る
- NISA口座で買えるETFなら:枠内の利益が非課税(対象/条件は証券会社で確認) [oai_citation:2‡三菱UFJ信託銀行](https://www.sc.mufg.jp/learn/article/250202.html?utm_source=chatgpt.com)
ポイント:ETFは“証券の税ルール”で管理できるので、初心者でも迷子になりにくいです。
次で「純金積立=譲渡所得が基本」という整理をします。ここを押さえると一気にラクになります。
純金積立は、売却益の扱いがETFと同じにならないことが多く、譲渡所得(一般資産)の枠で考えるのが基本です。 [oai_citation:3‡辻・本郷 税理士法人](https://www.ht-tax.or.jp/topics/sozokuzaisan-baikyaku/?utm_source=chatgpt.com)
- 特別控除:譲渡所得には、年50万円の特別控除がある(条件あり) [oai_citation:4‡辻・本郷 税理士法人](https://www.ht-tax.or.jp/topics/sozokuzaisan-baikyaku/?utm_source=chatgpt.com)
- 長期/短期:保有期間が長いと計算が変わる(5年超で長期扱いなど) [oai_citation:5‡辻・本郷 税理士法人](https://www.ht-tax.or.jp/topics/kin-baikyaku/?utm_source=chatgpt.com)
- 税率:給与などと合算して税率が決まるケースがあるので「人によって負担感が変わる」
※具体的な計算は取引内容・保有期間・他の所得で変わるので、最終は税務署/税理士で確認が安全です。
STEP4:売りやすさ・続けやすさ(地味に重要)
ETFの強みは、「売る」という行動のハードルが低いこと。
- 取引時間中なら売買しやすい(=出口が明確)
- 評価額が見えるので「今いくら?」がすぐ分かる
- 現金化までのスピード感が分かりやすい
一方、純金積立は「売却タイミング」「売却方法」「受取方法(現金/地金)」などで、手続きの手間が増えることがあります。
逆に、続けるだけなら純金積立が強いです。
- 毎月自動で買える→迷いが減る
- 価格を見すぎない→メンタルがブレにくい
- 「守り資産」として“気絶積立”がしやすい
ただし「実質コスト(スプレッド)」と「税金の整理」を最初にやらないと、後からモヤっとしがち。
| 比較軸 | 金ETF | 純金積立 | 結論 |
|---|---|---|---|
| 分かりやすさ | 高い(証券口座で完結) | 中(手数料/売却方法の確認が必要) | 初心者はETF |
| コストの見え方 | 信託報酬+売買コスト | スプレッド+各種手数料 | 要チェック |
| 税金 | 株式等の枠(20.315%が目安) [oai_citation:6‡国税庁](https://www.nta.go.jp/publication/pamph/koho/kurashi/html/04_5.htm?utm_source=chatgpt.com) | 譲渡所得(特別控除/保有期間で変化) [oai_citation:7‡辻・本郷 税理士法人](https://www.ht-tax.or.jp/topics/sozokuzaisan-baikyaku/?utm_source=chatgpt.com) | 人で変わる |
結論:最初の柱はETFでOK。純金積立は「自動化したい」「現物寄り」が刺さる人の2本目として優秀。
STEP5:最短の始め方(迷わない手順)
金投資で失敗しやすいのは「商品選び」より、金額を盛って続かないこと。
- 最初は「月1,000〜5,000円」でもOK(続けることが目的)
- 増額は3ヶ月〜半年続いてから
- “守り枠”なので、攻めの資産(株/インデックス等)と混同しない
金は爆益を狙うものというより「ポートフォリオのブレを減らす役」です。
迷わない最短ルート。
- ① 証券口座を決める:特定口座(源泉徴収あり)を基本に
- ② 金ETFを選ぶ:信託報酬・出来高・連動性を確認
- ③ ルール化:「毎月○日に買う」「○%増えたら一部利確」など
NISA枠で買えるなら、枠内で完結する設計も検討(対象は証券会社で確認)。 [oai_citation:8‡三菱UFJ信託銀行](https://www.sc.mufg.jp/learn/article/250202.html?utm_source=chatgpt.com)
サービス比較で迷うなら、ここだけ見て決めればOK。
- スプレッド(買値/売値差):実質コストの中心
- 積立手数料/保管料:毎月固定で乗るかどうか
- 売却/地金化の条件:いざという時の出口(手数料・最低単位)
「純金積立 田中貴金属」「純金積立 SBI」などで比較する人は、特に“出口の条件”まで確認すると失敗が減ります。
- 初心者の最初の1本は金ETFが分かりやすくて続きやすい
- 純金積立は自動化と現物寄りの安心感が刺さる人に強い
- コストは「見える手数料」だけじゃなく、スプレッド/信託報酬が効く
- 税金は扱いが違う:ETFは株式等の枠、純金積立は譲渡所得が基本
次にやること:まずは「月額」を決めて、ETFか純金積立のどちらか一方で“最小スタート”してみる。
「守り(=金)」と「攻め(=積立)」のバランスを作るなら、まず将来額を数字で見て不安を消すのが近道。
「守り資産」を持つなら、“守り方”もセットで。資産を失わない設計が、結局いちばん増える。
よくある質問(FAQ)
A. 迷うなら金ETFが無難です。証券口座で管理でき、損益や税金の整理が比較的シンプル。純金積立は「自動で積み立てたい」「現物寄りが安心」という人に向きます。
A. 売却益などは株式等と同じ枠で、税率は約20.315%が目安です。特定口座(源泉徴収あり)を選ぶと手続きがラクになります(状況により申告が必要なケースあり)。
A. 基本は譲渡所得(一般資産)として考えるのが一般的で、特別控除(年50万円)や保有期間で扱いが変わります。具体的な計算は条件で変わるので、最終は税務署/税理士で確認が安心です。
A. ETFは「信託報酬+売買コスト+スプレッド」、純金積立は「スプレッド+各種手数料+出口(売却/地金化)コスト」を確認。見える手数料より“実質コスト”が効きます。
A. 一概に断定はできませんが、初心者の最初の柱としてはETFが分かりやすく、迷子になりにくいです。純金積立は「積立の自動化」で強く、価格を見すぎてブレる人に向きます。






