アプリ開発の始め方|手順を完全ロードマップ化(特許・商標まで)

chatbakenshi0224

「アプリを作って稼げたら最高。でも、何から手をつければいいか分からない…」

アプリ開発でつまずく人の多くは、コードより先に“順番”を間違えるのが原因です。

この記事では、初心者でも迷わないように企画→MVP→開発→公開→運用→収益化をロードマップ化し、さらに特許・商標(知財)で守るべきタイミングまで一緒に整理します。

疑問に答えます
こういった疑問に答えます
  • アプリ開発って何から始めるの?最短ルートは?
  • ノーコード/外注/自作、どれが副業向き?
  • 特許や商標っていつ考えるべき?先に公開しちゃダメ?
  • 費用と期間はどれくらい?失敗しないMVPの作り方は?
  • リリース後に伸ばすためにやることは?
結論:まずは「小さく作って早く出す」。ただし、守りたい“コアの仕組み”があるなら公開前に知財(特許・商標)を検討します。

※この記事は一般的な情報です。特許出願や契約はケースで最適解が変わるので、重要案件は弁理士・弁護士等の専門家に相談してください。

本記事のテーマ
アプリ開発を「迷わない順番」に並べ替え、特許・商標まで含めた完全ロードマップを作る 副業・個人開発でも再現できるように「やること/やらないこと」をはっきり書きます。
この記事でわかること(STEP)
  • STEP1:最初に固める「企画」と市場チェック(ここが9割)
  • STEP2:MVP設計:最小で価値を出す設計図を作る
  • STEP3:開発手段の選び方(ノーコード/自作/外注)と費用・期間
  • STEP4:特許・商標・NDA:公開前に守るべき順番
  • STEP5:リリース後に伸ばす運用・改善・収益化の型
先に結論:初心者が勝率を上げる“ロードマップ”はこれ
  • 企画→競合チェック→MVP化(機能を削って1つに絞る)
  • 作り方を決める(まずはノーコードor簡易実装で検証が最強)
  • 守るべきコアがあるなら公開前に知財検討(特許・商標・NDA)
  • リリース後は改善が本番(レビュー→離脱ポイント潰し→伸びた導線に投資)

「最初から完璧」を狙うほど遅くなります。まずは“最小で出して学ぶ”のが正解です。

STEP1:企画と市場チェック(ここが9割)

最初に決める:誰のどんな悩みを解決する?

アプリ開発は「何が作れるか」から入ると失敗しやすいです。最初は“誰が、どの瞬間に困っているか”を決めます。

  • 対象:誰(例:スキマ時間で副業したい会社員、現場メモを残したい人…)
  • 状況:いつ困る(例:通勤中、現場前、家計見直し中…)
  • 理想:どうなりたい(例:10秒で記録、迷わず選べる、管理が楽)

この3点が決まると、必要な機能が自然に絞れます。

競合チェック:App Store/Google Playで“答え合わせ”する

次にやるのが競合チェックです。ここで「勝てる余地」が見えます。

  • レビューを見る:低評価の理由=改善余地(例:UIが分かりにくい、広告が多い、同期できない)
  • 上位アプリの共通点:何が評価されているか(例:登録が簡単、1タップ、通知が便利)
  • 代替手段:アプリ以外(Excel/Notion/LINEなど)で足りてる領域は避ける

「既に強いアプリがある=終わり」ではなく、レビューの不満を拾うと“刺さる改善”が見つかります。

勝てるポイントを1つに絞る(機能盛りは最悪)

初心者がやりがちなのが、機能を盛って崩壊するパターンです。

  • 管理機能も、SNSも、分析も… → いつまでも終わらない
  • 完成しない → 公開できない → 収益ゼロ

だから最初は「この1つだけは絶対便利」を決めて、他は捨てます。

例:家計簿なら「入力を最短に」、現場メモなら「テンプレで秒速記録」など。

STEP2:MVP設計(最小で価値を出す設計図)

MVPとは:最小の機能で“価値体験”だけを届ける

MVP(Minimum Viable Product)は、雑でもOKではなく「価値だけは体験できる最小形」です。

  • ゴール:ユーザーが「これ使うわ」と思う瞬間を作る
  • 禁止:ログイン必須、複雑な設定、過剰な機能
  • 推奨:1タップ、テンプレ、履歴、通知など“継続の理由”を1つ

MVPは「公開してから学ぶための装置」です。最初から完成品を目指すほど遠回りになります。

MVPの作り方:画面数を先に決める(3〜5画面)

機能ではなく画面数で縛ると、スコープが暴れません。

  • ホーム:価値が一目でわかる
  • 入力:最短で完了(テンプレや候補選択)
  • 履歴:過去が見える(続ける理由)
  • 設定:最小限
  • (任意)通知:継続の後押し

「ログイン」「課金」「SNS連携」はMVPでは後回しでもOKです。

仕様を“文章で”固める(ここが外注でも自作でも効く)

仕様書を分厚く作る必要はありません。最低限、以下をメモします。

  • ユーザーの行動:アプリを開く→何を押す→何が起きる
  • 入力と出力:何を入力して、何が保存され、何が表示される
  • 例外:入力ミス、通信なし、保存失敗時はどうする

この“文章仕様”があるだけで、開発が一気にスムーズになります。

STEP3:開発手段の選び方(ノーコード/自作/外注)

結論:副業・個人開発は「検証→伸びたら作り直す」が勝ち筋

最初からガチ開発(フルコード)すると、完成までに体力が尽きやすいです。おすすめはこの順番。

  • ①最速検証:ノーコード or 簡易実装で出す
  • ②伸びたら:必要な部分だけフルコード化/外注で強化
  • ③収益が出たら:保守・改善に投資

「最初の正解」は“完成度”じゃなく“学習速度”です。

ノーコード/自作/外注のざっくり比較
手段向いている人メリット注意点
ノーコードまず出して反応を見たい最速で公開できる限界が来たら作り直し
自作(フルコード)学びながら長期で育てる自由度が高い時間がかかる
外注時間を買いたい/仕様を作れる速度が出る仕様と契約が命

外注は「丸投げ」すると高確率で事故ります。仕様(STEP2の文章)と、契約・NDA(STEP4)が必須です。

費用と期間の目安(ざっくり)

MVPなら「最小で出す」前提で、数週間〜数ヶ月が現実ライン。外注は仕様の粒度で費用が跳ねます。まずは小さく作り、伸びた部分にだけ投資するのが安全です。

STEP4:特許・商標・NDA(公開前に守るべき順番)

先に知っておく:特許は「アプリ」ではなく“仕組み”を守る

特許は「アプリを作った」だけでは取りにくく、基本は“課題を解決する方法(処理・手順・構成)”を守ります。

  • 特許で守れるイメージ:独自の判定ロジック、最適化手法、データ処理の流れ
  • 守りにくい例:よくある機能の組み合わせ、一般的UI、ありふれたToDo
  • 超重要:守りたいなら「公開前」に検討する

公開=誰でも見られる状態になると、新規性の観点で不利になる場合があります。迷うなら“公開前に”一度調べるのが安全です。

特許を検討すべきケース/しなくていいケース

特許を検討すべき:マネされると終わる“コア”がある、B2Bで提携・営業カードになる、独自の処理が強み。

優先度が低い:スピード勝負、UI中心、既存の模倣で十分、個人の小規模運用。

個人開発は「まず商標だけ取る」の方が現実的なことも多いです(次で解説)。

特許出願の流れ(初心者向けに“やること”だけ)

細かい書き方は専門領域なので、まずは全体像だけ押さえます。

  • ①先行技術調査:似た特許がないか調べる(キーワード・分類)
  • ②発明メモ作成:課題→解決手段→具体例(入力→処理→出力)を整理
  • ③出願(明細書):文章化して提出(ここは弁理士が強い)
  • ④審査請求→審査:必要に応じて補正・意見書
  • ⑤登録:通れば権利化

ポイントは「出すかどうかの判断を、公開前に済ませる」こと。出すなら、まず“発明メモ”を作るのが第一歩です。

商標はコスパが良い:アプリ名・ロゴを守れる

個人開発で現実的に効きやすいのが商標です。アプリ名が育ってから取ろうとすると、既に取られてることもあります。

  • 守れるもの:アプリ名、サービス名、ロゴ(ブランド)
  • 狙い:後から類似名に乗っかられるのを防ぐ
  • おすすめ:公開前〜公開初期に「名称候補の被り」を調べる

まずは「その名前が既に使われてないか」確認するだけでも価値があります。

外注・共同開発ならNDA(秘密保持)と契約が必須

アイデアや仕様を外に出すなら、最低限の守りを入れます。

  • NDA:仕様・画面案・ロジックを共有する前に
  • 契約:納品物の範囲、著作権(成果物の帰属)、支払い条件
  • 注意:「途中解約」「修正回数」「追加費用」の条件を事前に明確化

ここを曖昧にすると、揉めた時に詰みます。守りを固めてからスピードを上げるのが安全です。

STEP5:リリース後の運用・改善・収益化(ここが本番)

リリース直後にやること:レビューより先に“離脱”を潰す

公開したら勝ちではなく、ここからが本番です。最初に見るべきは「離脱ポイント」。

  • 初回で離脱:使い方が分からない/入力が面倒 → 導線を短く
  • 翌日で離脱:戻ってくる理由がない → 通知・リマインド・履歴価値
  • 1週間で離脱:習慣化できない → 週次まとめ、達成感、継続特典

新機能よりも「つまずき解消」の方が伸びます。

収益化の選択肢:最初は“シンプル”が正義

収益化は複雑にするとユーザーが減ります。まずは最も自然な形を選びます。

  • 広告:無料で広げたい(ただし入れすぎると低評価)
  • 買い切り課金:機能が明確で、価値が一回で伝わる
  • サブスク:継続価値(毎月便利)がある
  • B2B:個人より単価が高いが、営業が必要

最初は「無料+一部課金」など、ユーザーが納得しやすい形が無難です。

伸びる人がやってる“改善ループ”

アプリを伸ばす人は、改善がルーティン化しています。

  • 週1:低評価レビューの原因を分類(UI/バグ/要望/期待ズレ)
  • 週1:改善1つだけ入れる(小さく早く)
  • 月1:伸びた導線に投資(紹介、SNS、ASO、広告)

改善の積み上げが“資産”になります。アプリは公開後に強くなります。

まとめ:アプリ開発は「順番」で勝率が決まる
  • 最初は企画と競合チェック。勝てるポイントを1つに絞る
  • MVPは3〜5画面でOK。価値体験だけ先に作る
  • 副業なら「小さく出して検証→伸びたら投資」が強い
  • 守りたいコアがあるなら“公開前”に特許・商標・NDAを検討

次にやるなら、あなたのアイデアを「MVP(最小形)」に落とし込んで、最短で公開できる形にしましょう。

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よくある質問(FAQ)

Q. アプリ開発は独学でもできますか?

A. 可能です。最初から難しい構成にせず、MVP(3〜5画面)で「価値体験」だけを作って公開→改善の流れにすると挫折しにくいです。

Q. 特許はアプリなら何でも取れますか?

A. いいえ。特許は「アプリ」そのものではなく、課題を解決する“仕組み(処理・方法・構成)”が対象です。公開前に先行技術調査をして判断するのが安全です。

Q. 先にSNSでアイデアを出しても大丈夫?

A. 守りたいコアがあるなら注意です。公開後は新規性の面で不利になる可能性があるので、特許を検討するなら「公開前に」方針を決めるのが無難です。

Q. 商標はいつ取るのがいいですか?

A. アプリ名を固めたタイミングで、まずは被りがないか確認するのがおすすめです。名前が育ってからだと既に取られているケースもあります。

Q. 副業でアプリを作るなら、最初はノーコードがいい?

A. まずはノーコードや簡易実装で「最速検証」がおすすめです。伸びたら作り直しや外注で強化する方が、時間とお金のムダが減ります。

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