投資・株

金ETFと純金積立どっちが得?コスト・税金・売りやすさで結論(初心者向け)

chatbakenshi0224
悩んでいる人
金を買いたいけど、ETFと純金積立で迷ってる人

「金ETFと純金積立って、結局どっちが得?」

「手数料が分かりにくいし、税金も違うって聞いて不安…」

「買ったあと“売りやすい”のはどっち?」

結論:迷うなら“ETF(NISA/特定口座)→ラクに運用”が最短。ただし「現物に寄せたい」「積立で自動化したい」なら純金積立がハマります。

※本記事は一般的な整理です。税務は個別事情で変わるので、最終判断は税理士/税務署等で確認してください。

本記事のテーマ
金ETF vs 純金積立を「コスト・税金・売りやすさ」で決着させる 初心者が迷うポイント(手数料の種類が多い/税金が違う/出口が不安)を、判断基準に落として1ページで整理します。
この記事でわかること(STEP)
  • STEP1:まず結論:あなたに合うのはETF?純金積立?
  • STEP2:コストの正体:見落としがちな“実質コスト”の比較
  • STEP3:税金の違い:ETFは申告分離、純金積立は譲渡所得が基本
  • STEP4:売りやすさ・メンタル:続くのはどっち?
  • STEP5:最短の始め方:口座→商品選び→ルール化まで
先に結論:迷うならこの選び方でOK
  • “ラクさ最優先”なら:金ETF(相場に合わせて売買できる/損益と税金が分かりやすい)
  • “積立で自動化”なら:純金積立(毎月の自動購入で習慣化しやすい)
  • 税金の扱いが違う:ETFは株式等と同じ扱いが基本、純金積立は譲渡所得(一般資産)で考えるのが基本
  • コストは“見える手数料”だけじゃない:ETFは信託報酬+売買コスト、純金積立はスプレッド(買値/売値差)+手数料の見落としが多い

この記事を読み終えるころには「自分はどっちで始めるべきか」が決まります。

STEP1:あなたに合うのはどっち?(3秒診断)

結論から:迷ったら“金ETF”が事故りにくい

初心者がつまずくのは、だいたいここです。

  • 純金積立は「手数料の種類が多い」「買値/売値差(スプレッド)が実質コストになる」
  • 税金も、ETFと純金積立で“考え方”が変わる
  • 「いつ売る?」が曖昧だと、結局続かない

なので最初の1本は、仕組みがシンプルなETFで“金に触れる”→慣れたら積立に寄せるが、いちばんスムーズです。

3秒診断:当てはまる方が“あなたの正解”
  • 金ETF向き:売買が分かりやすい/NISAや特定口座で管理したい/いざという時すぐ売りたい
  • 純金積立向き:毎月自動でコツコツ買いたい/「現物寄り」の安心感がほしい/価格を見る回数を減らしたい
  • どっちも迷う:まずETFで少額→「積立が合う」と思ったら純金積立に移行

※“現物を持ちたい”は、純金積立でも最終的に地金化できるサービスがあります(ただし手数料・条件は必ず確認)。

STEP2:コスト比較(ここで勝負が決まる)

コストは「見える手数料」+「見えにくい実質コスト」で見る

“得かどうか”を決めるのは、金そのものの値動きだけじゃなく、コストの積み上がりです。

  • 金ETF:信託報酬(保有コスト)+売買手数料(証券会社)+スプレッド(売値/買値差)
  • 純金積立:積立手数料(または無料でも)+スプレッド(実質ここが大きい)+引き出し/地金化コスト(必要なら)

コツ:比較するときは「月の手数料」じゃなく、年単位で“総額”を見ると判断がブレません。

ETFでチェックする項目(初心者はここだけ見ればOK)

金ETFを選ぶときは、まずこの3つ。

  • 信託報酬:長期ほど効く(少しの差でも積み上がる)
  • 出来高/売買のしやすさ:売りたい時に売れないは最悪
  • 価格の連動性:「金価格にどれだけ素直に連動するか」を確認

※証券会社の売買手数料は、条件次第で無料化できることもあるので“口座選び”も効きます。

STEP3:税金の違い(ここが一番ややこしい)

金ETF:株式等の譲渡益と同じ扱い(20.315%が基本)

金ETFの利益(売却益など)は、基本的に株式等と同じ枠で扱われ、税率は約20.315%が目安になります。 [oai_citation:0‡国税庁](https://www.nta.go.jp/publication/pamph/koho/kurashi/html/04_5.htm?utm_source=chatgpt.com)

また、特定口座(源泉徴収あり)を使うと、手続きがラクになります(状況により申告が必要なケースもあるので注意)。 [oai_citation:1‡松井証券](https://www.matsui.co.jp/stock/study/etf/qa/qa_04.html?utm_source=chatgpt.com)

  • ラクにしたい人:特定口座(源泉徴収あり)
  • 節税設計したい人:損益通算や控除との関係まで見る
  • NISA口座で買えるETFなら:枠内の利益が非課税(対象/条件は証券会社で確認) [oai_citation:2‡三菱UFJ信託銀行](https://www.sc.mufg.jp/learn/article/250202.html?utm_source=chatgpt.com)

ポイント:ETFは“証券の税ルール”で管理できるので、初心者でも迷子になりにくいです。

純金積立(現物寄り)は、税金の考え方が変わる

次で「純金積立=譲渡所得が基本」という整理をします。ここを押さえると一気にラクになります。

純金積立:基本は「譲渡所得」(一般資産)の考え方

純金積立は、売却益の扱いがETFと同じにならないことが多く、譲渡所得(一般資産)の枠で考えるのが基本です。 [oai_citation:3‡辻・本郷 税理士法人](https://www.ht-tax.or.jp/topics/sozokuzaisan-baikyaku/?utm_source=chatgpt.com)

  • 特別控除:譲渡所得には、年50万円の特別控除がある(条件あり) [oai_citation:4‡辻・本郷 税理士法人](https://www.ht-tax.or.jp/topics/sozokuzaisan-baikyaku/?utm_source=chatgpt.com)
  • 長期/短期:保有期間が長いと計算が変わる(5年超で長期扱いなど) [oai_citation:5‡辻・本郷 税理士法人](https://www.ht-tax.or.jp/topics/kin-baikyaku/?utm_source=chatgpt.com)
  • 税率:給与などと合算して税率が決まるケースがあるので「人によって負担感が変わる」

※具体的な計算は取引内容・保有期間・他の所得で変わるので、最終は税務署/税理士で確認が安全です。

STEP4:売りやすさ・続けやすさ(地味に重要)

売りやすさ:ETFが強い(すぐ換金しやすい)

ETFの強みは、「売る」という行動のハードルが低いこと。

  • 取引時間中なら売買しやすい(=出口が明確)
  • 評価額が見えるので「今いくら?」がすぐ分かる
  • 現金化までのスピード感が分かりやすい

一方、純金積立は「売却タイミング」「売却方法」「受取方法(現金/地金)」などで、手続きの手間が増えることがあります。

続けやすさ:純金積立が強い(自動で“見ない”投資にできる)

逆に、続けるだけなら純金積立が強いです。

  • 毎月自動で買える→迷いが減る
  • 価格を見すぎない→メンタルがブレにくい
  • 「守り資産」として“気絶積立”がしやすい

ただし「実質コスト(スプレッド)」と「税金の整理」を最初にやらないと、後からモヤっとしがち。

比較表:迷ったらここだけ見て決めてOK
比較軸金ETF純金積立結論
分かりやすさ高い(証券口座で完結)中(手数料/売却方法の確認が必要)初心者はETF
コストの見え方信託報酬+売買コストスプレッド+各種手数料要チェック
税金株式等の枠(20.315%が目安) [oai_citation:6‡国税庁](https://www.nta.go.jp/publication/pamph/koho/kurashi/html/04_5.htm?utm_source=chatgpt.com)譲渡所得(特別控除/保有期間で変化) [oai_citation:7‡辻・本郷 税理士法人](https://www.ht-tax.or.jp/topics/sozokuzaisan-baikyaku/?utm_source=chatgpt.com)人で変わる

結論:最初の柱はETFでOK。純金積立は「自動化したい」「現物寄り」が刺さる人の2本目として優秀。

STEP5:最短の始め方(迷わない手順)

まずは“月いくら”だけ決める(ここが9割)

金投資で失敗しやすいのは「商品選び」より、金額を盛って続かないこと。

  • 最初は「月1,000〜5,000円」でもOK(続けることが目的)
  • 増額は3ヶ月〜半年続いてから
  • “守り枠”なので、攻めの資産(株/インデックス等)と混同しない

金は爆益を狙うものというより「ポートフォリオのブレを減らす役」です。

ETFで始める場合:この順でOK

迷わない最短ルート。

  • ① 証券口座を決める:特定口座(源泉徴収あり)を基本に
  • ② 金ETFを選ぶ:信託報酬・出来高・連動性を確認
  • ③ ルール化:「毎月○日に買う」「○%増えたら一部利確」など

NISA枠で買えるなら、枠内で完結する設計も検討(対象は証券会社で確認)。 [oai_citation:8‡三菱UFJ信託銀行](https://www.sc.mufg.jp/learn/article/250202.html?utm_source=chatgpt.com)

純金積立で始める場合:チェックするのは3つ

サービス比較で迷うなら、ここだけ見て決めればOK。

  • スプレッド(買値/売値差):実質コストの中心
  • 積立手数料/保管料:毎月固定で乗るかどうか
  • 売却/地金化の条件:いざという時の出口(手数料・最低単位)

「純金積立 田中貴金属」「純金積立 SBI」などで比較する人は、特に“出口の条件”まで確認すると失敗が減ります。

まとめ:金ETF vs 純金積立の結論(迷わない形)
  • 初心者の最初の1本は金ETFが分かりやすくて続きやすい
  • 純金積立は自動化現物寄りの安心感が刺さる人に強い
  • コストは「見える手数料」だけじゃなく、スプレッド/信託報酬が効く
  • 税金は扱いが違う:ETFは株式等の枠、純金積立は譲渡所得が基本

次にやること:まずは「月額」を決めて、ETFか純金積立のどちらか一方で“最小スタート”してみる。

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よくある質問(FAQ)

Q. 金ETFと純金積立、初心者はどっちから始めるべき?

A. 迷うなら金ETFが無難です。証券口座で管理でき、損益や税金の整理が比較的シンプル。純金積立は「自動で積み立てたい」「現物寄りが安心」という人に向きます。

Q. 金ETFの税金はどれくらい?

A. 売却益などは株式等と同じ枠で、税率は約20.315%が目安です。特定口座(源泉徴収あり)を選ぶと手続きがラクになります(状況により申告が必要なケースあり)。

Q. 純金積立の税金はどう考える?

A. 基本は譲渡所得(一般資産)として考えるのが一般的で、特別控除(年50万円)や保有期間で扱いが変わります。具体的な計算は条件で変わるので、最終は税務署/税理士で確認が安心です。

Q. コストは何を比べればいい?

A. ETFは「信託報酬+売買コスト+スプレッド」、純金積立は「スプレッド+各種手数料+出口(売却/地金化)コスト」を確認。見える手数料より“実質コスト”が効きます。

Q. 結局、どっちが“得”なの?

A. 一概に断定はできませんが、初心者の最初の柱としてはETFが分かりやすく、迷子になりにくいです。純金積立は「積立の自動化」で強く、価格を見すぎてブレる人に向きます。

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YAMADA
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証券会社勤務
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保有資格:FP2級/日商簿記2級/証券外務員/貸金業務取扱主任者
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