「年収の壁」が気になる人
「665万円の壁って何?
超えたら損するの?手取りが落ちる?
自分は関係ある?確認のしかたが知りたい…」
こういった疑問に答えます。
本記事のテーマ
年収665万円の壁=“扶養”よりも「税金の控除の効き方」で出てくる話 結論:「超えた瞬間に激損」ではなく、控除や税負担の“効き方”が変わる可能性がある目安。
今日のロードマップ
- STEP1:「665万円の壁」が出てくる理由
- STEP2:“年収”じゃなく「課税される所得」を見る
- STEP3:他の壁(103/106/130/150など)との違い
- STEP4:自分が該当するかの確認手順
- STEP5:不安を減らす“家計の設計”
- STEP6:今日やること1つ(迷子防止)
先に結論だけ
「665万円の壁」は、SNSで言われる“扶養の壁”というより、
税金の計算で使われる控除が「どのくらい効くか」の話として出てくることが多いです。
一番大事なのは、年収そのものより控除後の“課税所得”。
同じ年収でも、控除(扶養・保険・iDeCoなど)で体感は変わります。
STEP1:「665万円の壁」が出てくる理由
最近の「年収の壁」話題は、非課税ラインや控除の見直しとセットで出やすいです。
その中で、給与収入が“だいたい665万円台”を境に、控除の上乗せや調整の範囲が変わる…という説明が出回り、
それが分かりやすく「壁」と呼ばれがち。
ここでの注意(勘違いポイント)
- 「超えたら税金が爆増」ではない(多くは段階的)
- 壁は“手取り”の話にも見えるが、実態は「控除の効き方」寄り
- 家族構成・控除・住民税・社会保険で体感が変わる
STEP2:“年収”じゃなく「課税される所得」を見る
手取りの不安を減らすなら、見るべきはこの順番です。
確認ポイント(この3つ)
- ① 年収(総支給):あくまで入口
- ② 控除(所得控除):ここで差が出る
- ③ 課税所得:税金が計算される“本体”
→ 年収が同じでも、控除が違うと課税所得が変わり、結果も変わります。
STEP3:他の壁との違い(103/106/130/150…)
よく聞く壁は「扶養」「社会保険」「税」が混ざっています。
「665万円」はどちらかというと税の控除の話題で出やすいタイプ。
ざっくり分類
- 扶養・社会保険系:条件で負担が増えやすい(手取り体感が出る)
- 税金系:控除や税率で“効き方”が変わる(段階的が多い)
STEP4:自分が該当するかの確認手順
ここは難しく感じるけど、やることはシンプルです。
確認はこの順でOK
- ① 源泉徴収票で「給与収入」「控除」「課税所得っぽい数字」を見る
- ② 年末調整の控除(保険料控除・扶養など)が乗っているかチェック
- ③ 不安なら、来年の見込みで「手取りがどう動くか」をざっくり試算
STEP5:不安を減らす“家計の設計”
壁が怖い時ほど、年収を下げるより設計が効きます。
効きやすい順(現実路線)
- 固定費(通信・保険・サブスク)を先に落とす
- 使える控除は“使える分だけ”使う(無理してやらない)
- 残業や副業は「月の手取りのブレ」を見ながら調整する
内部リンク
iDeCoは本当にお得?メリット・デメリットと節税シミュレーション
「控除で手取りの不安を減らす」なら、まずiDeCoの仕組みを一回だけ整理するとラク。
節税の考え方を見る
STEP6:今日やること1つ(迷子防止)
まとめ:壁より「確認→設計」が強い
- 「665万円」は扶養より“税の控除の効き方”の文脈で出やすい
- 見るべきは年収ではなく控除後の課税所得
- 不安なら「源泉徴収票→控除→課税所得」を確認
今日やること:
源泉徴収票を開いて「控除が乗ってるか」だけチェックでOK。
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証券会社勤務。
制度×数字で、お金の判断を分かりやすく。
家計改善から新NISA・投資信託まで、再現性のある考え方を中心に発信しています。
読者が「自分で判断できる」状態になることをゴールに、用語・仕組み・手順を丁寧に整理します。
保有資格:FP2級/日商簿記2級/証券外務員/貸金業務取扱主任者