隣人の火事で被害…火災保険はおりる?もらい火災・失火責任法・賃貸/マンション別の対処と必要補償

chatbakenshi0224
悩んでいる人
隣人の火事で困ってる人
「隣の家の火事で延焼した…
これって相手に請求できる?
火災保険はおりる?
賃貸・マンションだと何が違う?」
こういった疑問に答えます。
本記事のテーマ
隣人の火事で被害…火災保険はおりる?「もらい火災」で損しないための手順を整理 結論:頼る順番は「自分の保険 → 相手(重大な過失の可能性) → 公的支援/管理組合」。順番を間違えると詰みます。
結論までの最短ルート(STEP)
  • STEP1:結論:まず自分の火災保険で動く(ここが最短)
  • STEP2:「もらい火災」って何?(言葉の意味)
  • STEP3:相手に請求できる?(失火責任法の考え方)
  • STEP4:火災保険でカバーできる範囲(建物/家財/費用)
  • STEP5:賃貸の場合:大家・管理会社・借家人賠償
  • STEP6:マンションの場合:専有/共有、管理組合の動き
  • STEP7:被害直後のやること(写真/連絡/証拠)
  • STEP8:交渉のコツ:感情より“書類”
  • STEP9:今後の備え:必要な補償の考え方
先に結論だけ

隣人の火事で被害を受けても、まずは自分の火災保険で復旧するのが最短です。
「相手に請求できるはず」と思って待つと、復旧が遅れて損になりがち。

相手への請求は、重大な過失など条件が絡むので、
“自分の保険で先に立て直す → その後に整理” が現実的です。

STEP1:結論|まず自分の火災保険で動く(ここが最短)

被害が出たら、最初にやるべきはこれです。
保険会社(または代理店)に連絡 → 事故受付 → 必要書類を確認

最初の30分でやること
  • 被害箇所を写真・動画で撮る(全体→寄りの順)
  • 保険会社へ連絡(火災/延焼/煙/消火放水の被害も伝える)
  • 修理の見積り・業者手配の流れを確認する

→ “証拠”がないと後から揉めます。まず撮る。

STEP2:「もらい火災」って何?

もらい火災は、あなたが原因じゃないのに、
隣家などからの延焼・煙・消火活動(放水など)で被害が出るケースのこと。

よくある被害パターン
  • 延焼で建物が焼ける
  • 煙や煤で家財がダメになる
  • 消火の放水で水濡れ被害が出る
  • 臭いが残って住めない(費用が発生)

STEP3:相手に請求できる?(失火責任法の考え方)

ここが誤解されがち。
日本では、隣家の火事でもいつでも損害賠償を請求できるわけではありません。

ざっくり結論
  • 相手が通常の不注意レベルだと、請求が通らない(通りにくい)ことがある
  • ただし、重大な過失など状況によっては責任が問われうる
  • だからこそ、まずは自分の保険で復旧が最短

→ “請求できる前提”で動くと、復旧が止まります。

STEP4:火災保険でカバーできる範囲(建物/家財/費用)

火災保険は「火事だけ」じゃなく、延焼・煙・放水も絡むことが多いです。
ここは契約内容で差が出るので、保険会社に確認しましょう。

チェックする3点
  • 建物:壁・床・天井・設備など
  • 家財:家具・家電・衣類など(契約してないと出ない)
  • 費用:片付け費用、仮住まい、修理中の費用(特約次第)

STEP5:賃貸の場合(大家・管理会社・借家人賠償)

賃貸は「誰の資産が壊れたか」で分けるとスッキリします。

賃貸の整理(ここだけ)
  • 建物(部屋そのもの):基本は大家/管理側の保険が絡む
  • 自分の家財:自分の火災保険(家財補償)
  • 原状回復:借家人賠償が効くケースもある(要確認)

STEP6:マンションの場合(専有/共有、管理組合)

マンションは、専有部分と共有部分が混ざるので、
管理組合や管理会社の動きも重要になります。

マンションで詰まりやすいポイント
  • 共有部分(廊下・配管・外壁など)の扱い
  • 管理組合の保険がどこまで出るか
  • 自分の専有部分・家財は自分の保険が基本

STEP7:被害直後のやること(写真/連絡/証拠)

ここが勝負。あとで必要になるのは“証拠”です。

証拠テンプレ(この順)
  • ① 全体写真(部屋全体・外観・被害の範囲)
  • ② 近い写真(焦げ・煤・水濡れの痕)
  • ③ 家財の型番・購入時期メモ(分かる範囲でOK)
  • ④ 連絡記録(保険会社・管理会社・業者)

STEP8:交渉のコツ(感情より“書類”)

相手に請求できる/できないの前に、
まずは被害額を書類に落とすのが大事です。

揉めにくい進め方
  • 修理見積り(複数社あると強い)
  • 被害家財のリスト(ざっくりでOK)
  • 管理会社/消防/保険会社の情報をまとめる

→ “気持ち”より“資料”が通ります。

STEP9:今後の備え(必要な補償の考え方)

今回みたいなケースで後悔しやすいのは、
家財補償が入ってない or 費用特約が薄いパターン。

見直すならここ
  • 家財補償:家具・家電・衣類が多い人ほど重要
  • 臨時費用/仮住まい:住めない期間のダメージを減らす
  • 賠償(個人賠償など):事故が絡む生活スタイルなら検討

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まとめ:もらい火災は「順番」で損を防げる
  • 最短は「自分の火災保険で先に復旧」
  • 相手への請求は条件が絡むので、期待しすぎない
  • 賃貸/マンションは“誰の資産か”で分けると迷わない
  • 写真と記録がないと後から詰む(まず撮る)

今日やることは1つでOK。
「被害の写真を撮る → 保険会社に連絡する」まで終わらせれば勝ちです。

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YAMADA
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証券会社勤務
証券会社勤務。
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保有資格:FP2級/日商簿記2級/証券外務員/貸金業務取扱主任者
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